製品概要
ヤネフレッシュFは、主要成分がフッ素樹脂で構成される油性(弱溶剤)タイプの屋根専用塗料です。
建築塗料メーカー<エスケー化研(株)>の屋根用塗料ヤネフレッシュシリーズの最上位塗料で「屋根にフッ素塗料を塗るならコレ!」といえる最高品質の塗料です。
屋根用塗料も外壁用塗料も、塗料のベースはアクリル樹脂(合成樹脂)です。ベースのアクリル塗料に含まれる樹脂の種類が、塗料の名称になることが通常で、アクリル塗料にシリコン樹脂が入っていればシリコン塗料。フッ素樹脂が入っていればフッ素塗料です。
ヤネフレッシュFの特徴は、フッ素樹脂の強靭な塗膜が紫外線や雨水などに非常に高い耐候性を示します。また、超低汚染のトリプル効果で<汚れが付きにくい・定着しにくい・雨の水で汚れが流れる>というセルフクリーニング機能が屋根の美観を長期間維持します。
ヤネフレッシュFの超低汚染の仕組みは塗膜表面の親水性という性質です。親水性塗膜はフッ素樹脂の代表的な特徴で、水になじみやすい・水と相性が良いという性質です。
雨水が親水性塗膜に当たった際に極端に水をはじくことがなく、塗膜表面(屋根)に広がる様になじみます。
広がった雨水が流れ落ちる過程で塗膜に付着している汚染物質を浮かしながら洗い流していきます。(セルフクリーニング効果)
親水性機能を持たない(低機能)塗膜に雨水が当たると、水だけが先にはじかれ玉のような粒状態になってしまいます。
粒上の水だけが先に流れ落ちてしまい、塗膜に付着している汚れを浮かす作用は働かず、雨水に含まれている汚染物質を塗膜(屋根)に残してしまう要因になります。
セルフクリーニング効果を発揮する親水性機能は、フッ素樹脂塗料の代表的な機能性です。
親水性機能を持たない屋根塗料の防汚機能
ヤネフレッシュF(親水性塗膜)の防汚機能
ヤネフレッシュFの塗膜は、強靭(きょうじん)かつ隠ぺい性に優れます。
塗料が固まって塗膜になる仕組みを架橋構造(架橋塗料)といいますが、ヤネフレッシュFの架橋構造は三次元架橋ともいい、鎖状や網状に結合し強靭な塗膜を形成します。
フッ素樹脂は非常に細かい粒子(分子)で構成されていますので、旧塗膜への浸透性、密着性に優れます。また、フッ素樹脂は隠ぺい性が高いので仕上がりの美観性が高いのも特徴です。
※隠ぺい性は、下地を覆い隠す性能の高さを表します。隠ぺい性に優れる・隠ぺい性が高いということは、下地が透けない、色づきがよい、塗り重ねなど色の差が出にくい、色ムラになりにくいなど美観性のレベルを示します。
ヤネフレッシュFを選ぶポイントは、塗り替え工事のプランが屋根塗装だけなのか?外壁塗装も含めて行うのか?によりますが、屋根塗装だけの工事なら、シリコン塗料やラジカル塗料の選択もおすすめです。
フッ素塗料は、抜群の耐候性・防汚性を持つハイグレード塗料ですが、塗料の価格が高額なので工事費用も高額となります。
「一回の塗り替え工事で出来るだけ長く持たせたい!」という場合はヤネフレッシュFがおすすめですが、シリコン塗料やラジカル塗料でも決してコストパフォーマンスが悪いわけではありません。
外壁用塗料と異なり、厳しい環境下で使用する屋根用塗料の耐用年数は、シリコン塗料やラジカル塗料と比較してフッソ塗料が極端に長いわけではないからです。
塗り替え工事の費用を考慮する屋根塗装プランならシリコン塗装、ラジカル塗装という選択肢もおすすめです。
外壁塗装も含めての総塗り替えなら屋根の立地環境上、外壁よりも屋根の方が耐用年数は短くなります。
たとえば、外壁シリコン塗装が耐用年数12~15年に対しヤネフレッシュFでは最長でも10年です。
(屋根用シリコン塗料で最長8年目安。屋根用ラジカル塗料で最長9年目安)
耐用年数はあくまで塗り替え時期の目安なので、耐用年数内に総塗り替え(外壁+屋根)を行う必要はありませんが、外壁と屋根の塗り替え時期をできる限りそろえた方がメンテナンスサイクルは最適化されると思います。
一般名称 | 超耐久NAD型特殊ふっ素樹脂塗料 |
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主要構成成分 | ふっ素樹脂 |
用途 | 屋根の塗り替え |
適用下地 |
薄型塗装瓦(カラーベスト、コロニアル等)トタン屋根 |
艶の種類 | 艶有り、3分艶、艶消し |
期待耐用年数 | 8~10年 |
希釈 | 塗料用シンナーA |
色調 | カタログ24色(標準色) |
カタログPDF |
例:屋根120㎡の仕上げ塗り2工程
税込み312,000円
下塗り塗装は、塗装面の材質によって使用する塗料(料金)が異なります。
下塗り塗装の料金例(税込み)
塗装塗り替え工事のご用命は地元三重県津市の塗装専門業者ハギシン塗装にお任せください!